城のしおり
「城のしおり」とは
全国城郭管理者協議会が発行している名城のガイドブック。
全国の有名な城を中心に、この会に参加している48城を掲載している。
このしおりを友人にもらってから、
私の城への旅が始まったといってもよい冊子。
定価200円と安いが、内容は非常にすばらしい、
城好きにとってのバイブル的存在。
北は弘前城(青森県)から南は首里城(沖縄県)まで網羅している。
1ページに1つの城の写真とその詳細が記載されている。
その紹介されている城のほとんどが、天守などの建造物が存在するため、見ていても楽しい冊子であり、実際に行っても損はない城がほとんどであると思います。
ただし、竹田城という城だけは、明らかに城跡であるが、雲の上に城跡だけが映っている写真で掲載されており、これはこれで非常にインパクトのある写真である。この冊子の中で唯一、建造物が映っていない写真であるため、逆に気になる城の一つである。
ちなみに、
日本100名城は、財団法人日本城郭協会が選定した名城100選である。
こちらは、必ず1つの都道府県に1つ以上の城を紹介している点で優れている。
ただし、城跡なども多いため、かなりの城好きでないと、行っても楽しめない場所も多い。
城に興味がなくても、桜が好きという人は、春に花見をかねて、城を旅行することをお勧めします。
そのほとんどの城が、現在は公園になっており、桜の名所であることが多いからです。
ただし、すべての城がそうというわけではないので、事前にリサーチはしてくださいね。
私のような人は、春先に行くと混んでいてゆっくり見れないので、あえて違う時期に訪れることが多いですが・・・
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五稜郭 その1
五稜郭 ~日本100名城-002-~
北海道函館市にある城郭。
江戸時代末期に造られた西洋式の城郭。
形が、5つの角がある星形になっていることが非常に特徴的です。
これは、死角を少なくすることを目的として、このような形に
なっているとのことです。
現在は、五稜郭公園として、きれいに整備がされています。
普通に歩いている限りでは、この場所が、星形になっているという感覚はありませんでした。
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浜松城
浜松城
静岡県浜松市にある浜松城。
戦国時代、今川家の領地であった。
その後、徳川家の領地となり、徳川家康も
若き日にこの地を本拠地としていた時期もあった。
江戸時代には、この城の城主になった人の多くが、偉くなったため、
「出世城」という別名もあるようです。
秋口に行ったため、単なる木々がうっそうとしているような景色でしたが、
桜の時期には、大変きれいなようですよ。
天守閣を撮影。
天守閣を支える石垣は、自然の石をそのまま積んで造った石垣だそうです。
大小さまざまな石が自然の状態で積まれているため、このような石垣のことを野面積み(のづらずみ)と呼びます。
天守からの景色です。天守は網で囲まれていました。
秋口のため、木々が紅葉できれいでした。
浜松市役所の隅にあった「鎧掛松(よろいかけまつ)」です。
徳川家康が、武田信玄と戦った三方ヶ原の合戦で敗れ、城に帰るとき、大きな松の木陰で休みました。そのとき鎧を脱いでその松に掛けたことから、鎧掛け松と呼ばれるようになったそうです。
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徳川 家康
徳川 家康(とくがわ いえやす) 1543年 ~ 1616年
(写真は、静岡県の浜松城内にある銅像)
100年に及ぶ戦国の世を統一し、260年にわたる江戸幕府を開いた人物。
日光東照宮では、「東照大権現(とうしょうだいごんげん)」として神としてまつられている。
徳川家康の遺訓と言われている名言
「人の一生は重荷を負いて遠き道を行くがごとし、急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。
心に望み起こらば困窮したる時を思いだすべし。
堪忍は無事長久の基、怒りを敵とおもえ。
勝つことばかり知りて、負くることを知らざば、害その身にいたる。
おのれを責めて人を責むるな。
及ばざるは過ぎたるより勝れり」
天下を長期にわたって盤石なものにした徳川家康ならではの、
非常に深みのある名言です。
川中島の戦い 信玄VS謙信 一騎討ち
川中島の戦い 1561年(第4次の戦い)
武田信玄と上杉謙信の一騎討ちの銅像。
写真は、八幡原史跡公園内にある銅像。
川中島の戦いというのは、1回だけでなく、第五回まで行われた。
その中で、一番の激戦であったのが、第4回目の戦いであった。
啄木鳥(きつつき)という鳥は、木の中の虫を捕まえるのに、虫のいる反対側をつついて、虫をびっくりさせ、その虫が出てきたところを捕まえるという。
その方法を啄木鳥戦法と名づけ、武田軍は上杉軍に対して行った。
具体的には、妻女山(さいじょさん)という山に布陣していた上杉軍を背後から別動隊が攻め、山を降りてきたところを、武田軍の本隊が叩くというものであった。
しかし、上杉軍はそれを察知し、別動隊が来る前にそっと山を降り、武田軍の本隊の前に姿を現した。突然の敵軍に驚く武田軍であり、そのときの戦いで、上杉謙信が単身武田の本陣まで侵攻し、馬上から武田信玄に切りかかった。その時、信玄は手に持っていた軍配でそれを受けたと言われる。
佐久間 象山
佐久間 象山(さくま しょうざんorぞうざん) 1811年~1864年
<写真は、長野県長野市にある、八幡原史跡公園内の銅像>
信濃松代藩(長野県)出身の武士
江戸末期、幕末に活躍した人物。
象山塾では、吉田松陰、勝海舟、坂本竜馬などがその塾生にいたそうです。
洋学を熱心に勉強し、非常に有能な人だったが、自信過剰な面もあったようです。
川中島
川中島
長野県の長野駅からバスで20分。結構不便でした・・・
現在は、八幡原史跡公園(川中島古戦場)となっています。
有名な信玄と謙信の一騎討ちの像。
私のベスト3に入るお気に入りの像の一つです。
公園内には、「佐久間象山」という方の像もありました。
どのような人かは、銅像シリーズで簡単に説明します。
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高島城 その2
高島城 その2
天守からの景色。目の前に見えるのが諏訪湖です。
天守を反対側から撮影。
復興天守として鉄筋コンクリートで造られているそうです。
当時を偲ぶにも、電線が気になります。
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高島城 その1
高島城
長野県諏訪市にある城。
昔は、諏訪湖の接しており、「諏訪の浮城」と言われていた。
現在は、埋め立てられており、その面影はありませんでしたが・・・。
三大湖城の一つと言われている。
三大湖城には、この高島城の他に、下記がある。
「松江城」 (島根県松江市)
「膳所城(ぜぜじょう)」(滋賀県大津市)
なお、松江城は、現存12天守の一つでもある。
閑静な住宅街を歩くと、突如天守が姿を表しました。
城壁の周りは、水堀になっています。
いざ、天守へ
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甲府城
甲府城 ~日本100名城-25-~
山梨県甲府市にある城。別名:舞鶴城
JRの甲府駅から近い。
天守閣に相当する場所に碑石?が立っていた。
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武田 信玄
武田 信玄(たけだ しんげん) 1521年~1573年
<写真は、甲府駅の駅前にある像>
甲斐の国(現在の山梨県)に生まれる。
戦国最強との言われ高い、騎馬軍団を率いた。
その軍略は、織田信長や徳川家康も一目置いていた。
「風林火山」の旗印や、
上杉謙信との川中島の戦いが有名。
武田信玄には、名言も多い。
「人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇は敵なり」
信玄は、領国内に強固な城をつくらず、人の心をつなぎとめることで国を栄えさせた。
どれだけ立派な城を造っても、人がついてこなければ、国として成り立たない。
現在でも考えさせられる名言の一つである。
偕楽園
偕楽園 ~三名園~
茨城県水戸市にある、快楽園。
日本三名園の一つ。
写真は、園内にある「好文亭」という屋敷の2階から撮影。
撮影時は夏であったため、木々の緑がとてもきれいでした。
偕楽園内には、梅の木が3000本も植えられており、
2月~3月には、梅の花がいっぱいに広がり、とてもきれいとのことです。
日本三名園は、
金沢の「兼六園(けんろくえん)」
水戸の「偕楽園(かいらくえん)」
岡山の「後楽園(こうらくえん)」
です。
後楽園
後楽園 ~三名園~
岡山県岡山市にある、後楽園。
日本三名園の一つ。
(関東の人の場合、後楽園というと、後楽園遊園地を思い浮かべる人もいると思うが、あちらの後楽園は小石川後楽園という別の場所が由来です。)
江戸時代に岡山藩主の池田綱政の命で庭園として造園されました。
非常に手入れが行き届いている、大変きれいな庭園でした。
芝生もきれいにそろっています。
遠くに、岡山城の天守が見えます。とてもきれいな景色です。
日本三名園は、
金沢の「兼六園(けんろくえん)」
水戸の「偕楽園(かいらくえん)」
岡山の「後楽園(こうらくえん)」
です。
運営者プロフィール
生息地:東京都内某所
趣味:城攻め、世界遺産めぐり
今後の目標:
・日本100名城を制覇すること(城図鑑を発行できるくらいになりたいですね。)
・世界遺産をこの目で見ること(やはり実物を見たほうが感動しますし。)
世界遺産の中でも、歴史的建造物に興味があります。
特に、スペインにある、ガウディのサクラダ・ファミリアはぜひともこの目で見てみたい。
日本国内においては、やはり「城」ですね。
歴史、その中でも特に戦国時代が好きですね。
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