前田 利家
前田 利家 1539年 ~ 1599年
(写真は、石川県の金沢城にある前田利家像)
戦国時代に活躍した武将であり、大名。
織田信長に仕え、青年時代においては、非常に武勇に優れ、槍の又左衞門、
又は「槍の又左(やりのまたざ)」などの異名をもって呼ばれていました。
若い頃は、その血気の多さから、色々と失敗も多かったようです。
その後、豊臣秀吉が天下を取った際には、
五大老の一人として政治に携わりました。
後年は、非常に人徳もあり、さまざまな人に慕われていたようです。
なお、五大老とは、前田利家のほかに、
徳川家康
毛利輝元
宇喜多秀家
小早川隆景(死後は上杉景勝)
の5人の豊臣家を補佐する家老という立ち場の人をいいます。
現代でいうと、豊臣秀吉が内閣総理大臣とすると、それを補佐する
財務大臣などの各種大臣の立場をいいます。
その後に、徳川政権時代においては、石川県の金沢を中心とした
北陸の地において、加賀100万石という、大大名として、加賀藩の藩祖となります。